上映プログラム:
いつか死ぬのね
(日本、1968-1974年、25 分、16mm(デジタル))
監督 佐々木美智子
日大大衆団交
(日本、1968年、21分、16mm)
ゲバルトピア予告
(日本、1969年、13分、16mm)
監督 城之内元晴
対談:佐々木美智子(写真家)× 渚ようこ(歌手)
写真家の佐々木美智子によって、日大全共闘を撮った自らの写真と仲間たちとの日常を撮影した断片的映像が組み合わされた、1968年から74年までの時代のドキュメントであるとともに、極めて私的な作家個人のための日記映画。親密な関係性のなかで、闘争の日々を写し、記録してきた佐々木は、既存の写真的、映画的方法論とは位相を異にするモンタージュによって、それらを繋ぎ合わせていった。同じく日大全共闘の記録として知られる城之内元晴のゲバルトピアシリーズから『日大大衆団交』、『ゲバルトピア予告』を合わせて上映。両者の関係は、闘争の現場における共同にとどまらず、『ゲバルトピア予告』のスチール写真を佐々木が担当するなどしている。
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