基本的人権である「生存権」と「自由の権利」のどちらかをより重視するのかということだ。ゲスト: 伊藤和子氏(弁護士、ヒューマンライツ・ナウ事務局長)、萱野稔人氏(哲学者、津田塾大学教授)とクリストフ・メラース氏(法学者、ベルリン・フンボルト大学教授)。
#Studio202Xシリーズ2第2回は直近の事件を反映し、テーマを「コロナ、排外主義、抗議運動」に急きょ変更して配信します。ゲスト: 森千香子(同志社大学教授、国際社会学)、安田浩一(ジャーナリスト、ノンフィクションライター)、サーラ・スヴェン(上智大学教授、日本近現代史、フリードリヒ・エーベルト財団東京代表)
もし社会的な議論の場がデジタル空間に移されたとしたら、民主主義の形成のために、どのようなチャンスとリスクがもたらされるだろうか。ゲスト: アナスタシア・カヴァダ(ウェストミンスター大学、メディア・コミュニケーション学部、 准教授)、毛利嘉孝(社会学者、東京藝術大学教授)、黃奕武(アクティビスト、香港衆志構成員)
第4回では、民主主義と芸術の自由に光を当て、コロナ危機によって、民主主義社会が今直面している文化政策上の問題を明らかにしていく。ゲスト: カーステン・ブロスダ(ハンブルク州政府文化・メディア担当大臣、事前インタビュー)、大村秀章(愛知県知事)、佐野真由子(京都大学教授、文化交流史・文化政策)。
第1回目は、「危機の時代における文化政策」として、芸術・文化法や著作権法を専門とする弁護士の福井健策氏をゲストに迎えて、ベルリン市長及びベルリン州政府文化担当参事のクラウス・レーデラー氏の事前インタビューを紹介し、市民生活の停止に起因する文化・芸術界の重大な危機的状況をふまえて、日本とドイツの文化政策についてトークを行います。
危機管理と個人情報保護、市民の人権の間のバランスはどのようにしたら保てるのだろうか。トーク・ゲストはステファニー・ハンキー(NGO Tactical Tech代表)、亀石倫子(弁護士)、奥村貴史(北見工業大学教授、保健管理センター長)の各氏。
Studio202X の第三回は、「コロナ危機による国内回帰とグロバリゼーション」がテーマ。グローバル展開する経済、そして国民国家的政治の可能性、その両者の力関係に、コロナ危機がどのような影響を与えているだろうか。ゲスト: マルクス・ガブリエル(ボン大学教授、哲学者)、三牧聖子(高崎経済大学准教授、国際関係論)、将基面貴巳(ニュージーランド・オタゴ大学教授、歴史学)
コロナ危機が続く中、人々の社会生活は大きな制約を受けており、それが個人や集団の精神状態にどのような影響を与えるのかを探ってゆく。これらの論点について、ドイツの精神科医で「同盟90・緑の党」党員であるキルステン・カッペルト=ゴンター氏の事前インタビューを交えて、津田大介、磯野真穂 (慶応大学大学院健康マネジメント研究科研究員)、北仲千里(広島大学ハラスメント相談室/准教授)、前田正治(福島県立医科大学教授)の各氏が議論する。