バッハマン先生の教室

母語もメンタリティーも多様な生徒たちと、音楽やジャグリングで遊びながら授業するバッハマン先生のクラスを1年間追ったドキュメンタリー。

ドイツ中央西部ヘッセン州のシュタットアレンドルフ。人口約21,000人のうち70%が移民の背景を持ち、うち約5.000人がイスラム教徒という工業都市。そんなシュタットアレンドルフのとある中学校で、定年を間近に控えた教師ディーター・バッハマンは、12歳から14歳、12か国の子どもたちが在籍する6年B組を担任する。母語もメンタリティーも多様な生徒たちと、音楽やジャグリングで遊びながら授業するバッハマン先生のクラスを1年間追ったドキュメンタリー。校外学習では、第二次世界大戦中、ヨーロッパ最大の爆薬生産拠点であり、大部分の労働者がドイツ軍の占領地やミュンヒミューレ外部収容所から強制的に連れてこられたという町の歴史にも向き合う。第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞および観客賞受賞作品。 

上映日程:4月20日(木)10時20分/4月23日(日)15時15分

監督:マリア・シュペート 
ドイツ、2021年、217分

受賞:

第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞および観客賞受賞作品。