10月1日、2日の週末、東京・北千住のBUoYで、@metttazzzineと対をなす#metttafestival が開催されます。アカデミックなシンポジウムとアートの展示が同時に行われるハイブリッド型のフェスティバルは、アジア各国のゲーテ・インスティトゥートを通じて各国で配信されます。
東京大学と海外の研究者や研究機関を結ぶインターフェイスとして設立された学際的シンクタンクである東京カレッジは、@metttazzzineのインタビューや会場に展示された約10のアート作品と関連付けながら、アイデンティティ研究の現在地を簡潔かつ充実した内容で紹介します。
オープニングトーク「Narrating Identities」では、デジタルプラットフォームにおける語りのプロセスによって、どのようにアイデンティティが形成されるのかを明らかにし、フェスティバルの見取り図を描き出します。
アートの側面では、自身もトランスナショナルな経験を持つaliwenがキュレーションを監修、学術面の考察をまた別の角度から深めます。
土曜日
地下、13:30-14:20(日本時間)
[オープニングレクチャー] “Who are we on social media?”
ミヒャエル・ハチウス(東京カレッジ)、Peter ANDERS(ゲーテインスティトゥート東京)
地下、14:30-15:50(日本時間)
[トーク] “tttriptychon: social media as an artist's tool”
マリー・ハーネ、ミヒャエル・ハチウス、ハンナ・ヤンツ(モデレーター)
[パフォーマンス] “5番のマリー / Marie No.5”
マリー・ハーネ
地下、16:00-16:40(日本時間)
[トーク]“「自分の言葉で」ーアイデンティティと言語ー”
細川尚子
2階、16:00-17:00(日本時間)
ワークショップ “metagrid”
クロエ・パレ
地下、17:00-18:30(日本時間)
[詩の朗読とディスカッション] “before the signs increase”
Senthuran VARATHARAJAH
地下、19:00-20:30(日本時間)
[対話] “Queer digital identities”
小寺創太、前谷開、宮地祥平、長尾優希、aliwen(モデレーター)
[パフォーマンス] “Untitled”
宮地祥平
日曜日
13:00 開場
地下、14:00-14:45(日本時間)
[プレゼンテーション] “日本におけるアート作品、アクセシビリティ、補助技術について”
Mark BOOKMAN
地下〜2階、14:45-15:30(日本時間)
[パフォーマンス] “walking practice”
檜皮一彦
2階、15:30-16:10(日本時間)
[哲学カフェ] "アート&障がい=包摂的社会の創造 "
Flavia BALDARI
地下、15:30-16:10(日本時間)
[上映] “人形から読み解くアイデンティティ―イランからの報告—”
寺田 悠紀
地下、16:40-18:00(日本時間)
[クロージング] "The text that wrote me - Narrating digital identities"
Senthuran VARATHARAJAH、清水知子、aliwen(モデレーター)
展示
地下
"@metttazzzine"
インタビュー映像を用いたインスタレーション
小寺創太 "evol2 (罅)"
アクション・ペインティング
前谷開 "Scape"
映像
マリー・ハーネ "Marie No.5/ 5番のマリー"
音とテキストを用いたインスタレーション
宮地祥平 "Untitled"
パフォーマンス、映像インスタレーション
2F カフェ
クロエ・パレ "metagrid"
彫刻インスタレーション、ワークショップ
2F ギャラリー
アナイス・カレニン + 渡辺志桜里 “Non-species relations”
インスタレーション、その他
Angus SCHAEFER "Screens 2022", "Multiply", "Isolate "
日本画
Emilia WANG "puppet 1, puppet 2, puppet 3"
彫刻とインスタレーション
檜皮一彦 "hiwadrome [mettta mix]"
インスタレーション
近藤銀河 "Notification", "Multiple Identities", "Separated"
映像と彫刻
Hannah DAHLBERG-DODD "Network Personas"
インタラクティブ・インスタレーション
Maria TELEGINA + Simon DE DEYNE "言葉のネット/Small World of Words"
複数人参加型の単語連想ゲーム
各展示/パフォーマンス / トークの詳細
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DAY 1 - 10月1日(土)
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B1 10/1(土)13:30-14:20
[オープニングレクチャー]
“Who are we on social media?”
ミヒャエル・ハチウス(東京カレッジ)、Peter ANDERS(ゲーテインスティトゥート東京)
配信あり/ 50mins / 英語(同時日本語通訳あり)
*英語配信はゲーテ・インスティトゥート東京、ソウル、ジャカルタのFacebookより
ソーシャルメディア上の私たちは何者か?本レクチャーでは、アイデンティティ研究の分野における新たな概念や 理論を、ソーシャルメディア上のデジタル表現に焦点を当てながら紹介します。ご紹介する理論は本フェスティバルの枠組みとなりますので、ご覧いただくと2日間に渡って開催するフェスティバルの過程をより一層楽しんでいただくことができます。また、2日目に開催するクロージングでは2日間の成果を振り返りますので、合わせてご覧ください。
B1 10/1(土)14:30-15:50
[トーク] “tttriptychon: social media as an artist's tool”
マリー・ハーネ、ミヒャエル・ハチウス、ハンナ・ヤンツ(モデレーター)
[パフォーマンス] “5番のマリー / Marie No.5”
マリー・ハーネ
配信あり / 80mins / 英語、日本語
*Instagram配信(ゲーテ・インスティトゥート東京、ソウル、ジャカルタ)
マリー・ハーネは、自身のInstagramを通じ、芸術的な表現と自身のストーリーを織り交ぜ、密接かつ緩やかに結びついた多数の人格と自己のレイヤーを生み出しています。トークでは、複数存在するマリーという像を具現化するために、どのようにデジタルプラットフォームを利用しているかについて、アーティストを交えてお話しします。トークに続き、マリー・ハーネによるインスタレーション「5番のマリー / Marie No.5」と連動したパフォーマンスも行われます。
B1 10/1(土)16:00-16:40
[トーク] “「自分の言葉で」ーアイデンティティと言語ー”
細川尚子
40mins / 日英
言語は私たちのアイデンティティにとって欠かせないものです。だからこそ言語が理由でアイデンティティの危機を感じることもあるのです。この講演では、フランスで話されている言語の一つであるブルトン語話者へのインタビューを紹介します。自分の言語を誇りに思う一方で、周りからのステレオタイプ的な見方には違和感を覚えるという複雑な心境について聞きながら、アイデンティティと言語の関係について考えましょう。
2階、10/1(土)16:00-17:00
[ワークショップ] “metagrid”
クロエ・パレ
60mins / 英語(日本語への逐次通訳あり)
*定員:約30名
私たちはどのようにネットワークを理解し、解体し、再構築するのでしょうか。また身体、手、言葉によって、どのようにシステムを再定義できるだろうか。 さらに物質のもつれは、身体レベルでの回折の理解を促進することができるだろうか。
彫刻作品《メタグリッド》のワークショップでは、参加者が楽しみながら構造を再認識し、それぞれのオブジェクトを絡み合わせて、網目の新しい定義を形成していきます。
B1、10/1(土)17:00-16:30
[詩の朗読とディスカッション]
“before the signs increase”
Senthuran VARATHARAJAH
配信あり / 90mins / ドイツ語(日英翻訳・通訳あり)
Senthuran Varatharajahのデビュー作"before the signs increase"(Vor der Zunahme der Zeichen, 2016)は、家族で経験した飛行移民に関して、実際に会うことなくFacebook上で語り合う二人の若者の物語です。本フェスティバルでは作品を朗読し、観客とSNS上で、SNSを使って、SNSについて執筆することで、物語が持つ可能性や美学的な挑戦について話し合います。
B1、10/1(土)19:00-20:30
[対話] “Queer digital identities”
小寺創太、前谷開、宮地祥平、長尾優希、aliwen
[パフォーマンス]
宮地祥平
90mins / 英語(日本語への逐次通訳あり)
*本プログラムには、露骨な表現があるため、未成年の方はご遠慮ください。入場時に年齢確認をさせていただく場合がございます。
今日の日本社会は、豊かな発展と安全の礎であると同時に、クィアコミュニティの社会的・法的ニーズを否定する淀んだ状況にあります。本フェスティバルの参加アーティストと共に、その課題について話し合います。今日の日本におけるクィアアーティストは、自らの欲望や性自認を自由に表現することができるのか?また、日本の現代クィア芸術を語ることはできるのでしょうか?
対話の後、宮地祥平は、自身の身体とセルフポートレート・プリントを用いたパフォーマンスを行います。ポートレート写真を実際に生きる人間のように扱った身体的な対話を試みます。自分自身と親密な対話をすることで、自身のアイデンティティの様々な側面を探求します。
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DAY 2 - 10月2日(日)
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B1、10/2(日)14:00-14:45
[プレゼンテーション]
“日本におけるアート作品、アクセシビリティ、補助技術について”
Mark BOOKMAN
45mins / 英語(日本語への逐次通訳あり)
マーク・ブックマンは、アメリカ出身の車椅子ユーザーとして経験した日本でのアクセスに関する自身の体験談や そこでのアイデンティティ・パフォーマンスへの影響、そしてデジタルメディアの役割について話します。また、これまでの日本の障害者政策の歴史を紹介します。本トークの後に、檜皮一彦によるパフォーマンスへと引き継がれますので合わせてご参加ください。
B1〜2階、10/2(日)14:45-15:30
[パフォーマンス]
“walking practice”
檜皮一彦
45mins / 日本語(英語への逐次通訳あり)
アーティストの日輪和彦、キュレーターaliwen、そして障がいを持つ人物を模したマネキンと共に本フェスティバルのガイドツアーを行います。日輪さんが普段使っている電動車椅子をツアー参加者の皆さんと一緒に運びながら会場内を移動します。体験を通じて、今日の日本における美術館や アートスペースのアクセシビリティのあり方、また、どのような人々が優先的に訪れることが出来るのかについて考えます。
2階カフェ、10/2(日)15:30-16:10
[哲学カフェ] "アート&障がい=包摂的社会の創造 "
Flavia BALDARI
40mins / 日英 / 2階カフェで開催
*定員:約10名
哲学カフェの形式で、アイデンティティ、アート、身体に焦点を当て、会場内の展示について考察を行います。参加者同士が協力し合いながら、新たな観察手法やクリティカルシンキングを体験することができます。
B1、10/2(日)15:30-16:10
[トーク ] “人形から読み解くアイデンティティ―イランからの報告—”
寺田 悠紀
40mins / 日英
雨乞い人形から食べられる人形まで!古今東西、いつの時代の人間も人形を作り、共に暮らしてきました。デジタル化が進む現代社会においても、人形は人間生活に欠かせない存在として受け継がれています。さて、イランにはどのような人形があるのでしょうか?人形には作者のアイデンティティがどのように投影されているのでしょうか?国籍やジェンダーとの関係は?イランの首都テヘランで撮影したアーティストのインタビュー映像をもとに、人形がもたらす国境を越えた共感の秘密を探ります。
B1、10/2(日)16:40-18:00
[クロージング]*記録配信が後日あり
"The text that wrote me - Narrating digital identities"
Senthuran VARATHARAJAH、清水知子(東京藝術大学 大学院国際芸術創造研究科 准教授)、aliwen(モデレーター)
80mins / 日英逐次通訳あり
「自分の書いた詩を写真に置き換えたら、どのように 美学的に見えるのか知りたかった。」 (Senthuran Varatharajah へのインタビューより©︎metttazzzine)
人は自分の物語をSNSに投稿し、共有することで、自らのデジタル・アイデンティティを構築しています。なぜ・どのようにするのでしょうか。アイデンティティは叙述によって生み出されるという考えに基づき、クロージングトークでは、このプロセスの背後にあるダイナミクスと美学を、メディア論に焦点を当てながら検証していきます。また2日間に渡り開催したフェスティバルを振り返ります。
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Exhibitions
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地下
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"@metttazzzine"
インタビュー映像を用いたインスタレーション
トランスナショナルな 人生を歩む若者たちは、ソーシャルメディアにおいてどのように自分たちのアイデンティティを叙述しているのだろうか?この問いに答えるため、Instagramマガジン@mettazzzineは、クリエイティブな方法でソーシャルメディアを活用する、アーティスト、アクティビスト、メディアの各分野のデジタルネイティブたちによる15のインタビューを制作しました。このインタビュー集をフェスティバル期間中に上映します。metttazzzineと#mettafestivalは、ゲーテ・インスティトゥート東京が主催し、東アジアおよび東南アジアのゲーテ・インスティトゥートと連携した地域横断型プロジェクトです。
小寺創太 "evol2 (罅)"
アクション・ペインティング
*後日発表予定
前谷開 "Scape"
映像
風景や植物などの白黒の映像が前谷の身体に投影されるビデオ・インスタレーション。パフォーマンス作品では、mettafestivalの2日間、様々な場所でフィルムカメラとiPhoneを用いて撮影したセルフポートレートが、会場内のスクリーンにリアルタイムで映し出されます。フェスティバル期間中に撮影された写真は、@mettazzzine(Instagramマガジン)で公開される予定です。
マリー・ハーネ "Marie No.5/ 5番のマリー"
音とテキストを用いたインスタレーション
マリーの作品では常にテキストから出発します。そこからは言語運用の原初的な概念を拡張するために、印刷物に加え、身体的なパフォーマンス、演劇、インスタレーションなど、様々なメディアを用います。本フェスティバルでは、英語、ドイツ語、日本語を横断するインスタレーションを、風船や紙、映像などを用いて制作予定です。本作品では、ソーシャルメディア上で消費され、使い捨てにされるペルソナに焦点を当て、インターネット上でのアイデンティティの形成を、脆弱性と同時に主体性の構築という観点から探求します。
宮地祥平 "Untitled"
パフォーマンス、映像インスタレーション
自身の身体とセルフポートレートで構成するパフォーマンスを行います。ポートレート写真を実際に生きる人間のように扱った身体的な対話を試みます。自分自身と親密な対話をすることで、自身のアイデンティティの様々な側面を探求します。
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2F カフェ
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クロエ・パレ "metagrid"
彫刻インスタレーション、ワークショップ
私たちはどのようにネットワークを理解し、解体し、再構築するのでしょうか。また身体、手、言葉によって、どのようにシステムを再定義できるだろうか。 さらに物質のもつれは、身体レベルでの回折の理解を促進することができるだろうか。
彫刻作品《メタグリッド》のワークショップでは、参加者が楽しみながら構造を再認識し、それぞれのオブジェクトを絡み合わせて、網目の新しい定義を形成していきます。
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2F ギャラリー
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アナイス・カレニン + 渡辺志桜里 “Non-species relations”
インスタレーション、その他
2人のアーティストによるコラボレーション作品。展示会場周辺で採取した川の水と薬草を使い、バクテリア、植物、炭で水を浄化するシステムを構成します。また南米に伝わるプレ・コロンビアの伝統的知識を用い、治癒が生成されます。本作品では、様々な生物、宇宙観、土地、状況を結びつけるヒーリングシステムを構築し、人々の全体性、自己治癒力、知識の連結について問いかけます。
また、アナイスは “a plant meaning of life or resonance on water” 、渡辺はインスタレーションを展示します。
Angus SCHAEFER "Screens 2022", "Multiply", "Isolate"
日本画
物理的身体と仮想的身体(バーチャル・ボディ)の相互作用を探求するAngus SCHAEFER。制作過程では、以下の問いを発します。同時に複数の場所、複数のスクリーン、複数のアイデンティティに現れるということは何を意味するのか?バーチャル・ボディとは何か、そしてそれはどこにあるのか?バーチャル・ボディは物理的身体にどのような影響を与えるのだろうか?
Emilia WANG "puppet", "camera lucida"
彫刻とインスタレーション
*後日発表予定
檜皮一彦 "hiwadrome [mettta mix]"
インスタレーション
車椅子の彫刻作品 "hiwadrome" シリーズをmettafestivalのために22台の車椅子を用いて展開します。従来の彫刻的な手法ではなく、バリケードのように設置することで、鑑賞者の皆さんの動きに働きかけます。また、パフォーマンスも実施し、その中で本作品についても紹介予定です。
近藤銀河 "Notification", "Multiple Identities", "Separated"
映像と彫刻
近藤銀河の作品では、クィア、日本人、女性、レズビアンーパンセクシャル、障がい者、という自身のアイデンティティーと、方ではME/CFS(筋痛性脳脊髄炎)であること、そして車椅子ユーザーであることから、パブリックに開示されることを余儀なくされるもう一つのアイデンティティ、これらの間にあるギャップを探求しています。
映像作品 "Notifications" では、身体的不自由な人の立場から反テクノロジー的な言説に疑問を投げかけます。3Dプリントされた彫刻シリーズ "Miltiple Identities" は、ポスト・ヒューマンの可能性を探求し、クィア・ユーフォリア(幸福感)を具現化した作品。本フェスティバルのために特別に制作された新作3Dプリント彫刻シリーズ "Separated" は、障害によって交差するクィアアイデンティティの経験を深く追求します。
Hannah DAHLBERG-DODD "Network Personas"
インタラクティブ・インスタレーション
*後日発表予定
Maria TELEGINA + Simon DE DEYNE "言葉のネット/Small World of Words"
複数人参加型の単語連想ゲーム
来場者が参加できる、複数人参加型の単語連想ゲームです。このゲームでは、どのようにお互いを理解しているのか、また、特定のグループ(例えば、男性や女性として認識されている人)が同じように概念を理解しているのか、などを調査します。今回では、アイデンティティに関するテーマを取り上げます。
ご確認ください
お越しの際は下記の事項をご確認ください。
- ご来場の際は事前にオンラインでチケットの購入をお願いします。
- 当日は各会場にて配信、記録を行なっておりますので、ご了承ください。もし映り込みNGの場合、当日受付にてその旨をお伝えください。
- BUoYには階段があります(エレベーターなし)。ご来場の際に事前にスタッフまでご相談したいことなどありましたら、下記の問い合わせメールアドレスまでご連絡ください。
問い合わせ
metttafestival@googlegroups.com
国家の枠組みを超えて人生を歩んできたトランスナショナルな若者たちは、ソーシャルメディアにおいてどのように自らのアイデンティティを語るのか?そのときテクノロジーはどのように利用され、デジタル空間における彼らの自己表現は、アイデンティティにどのような影響を与えるのだろうか?
インスタグラム・マガジン @metttazzzine が投稿するインタビューなどのコンテンツによって、デジタルでトランスナショナルな人々の姿を浮かび上がらせます。
取り上げるのは、アートやアクティビズム、メディアなど、さまざまな分野で活躍する、アジアもしくはドイツ在住のデジタルネイティブで、ソーシャルメディアを斬新かつクリエイティブに活用している人たちです。本プロジェクトを通じて参加者のネットワークがつながることで、@metttazzzineで取り上げたテーマは各コミュニティに拡散されてゆきます。こうして、トランスナショナルな経験が持つ付加価値に光を当てることもこのマガジンの狙いです。
@metttazzzineと#metttafestival は、東アジアと東南アジアにある9ケ所のゲーテ・インスティトゥートのサポートを受けながら、ゲーテ・インスティトゥート東京 が中心となって実施している地域横断的プロジェクトです。プロジェクトのパートナーは、東京大学の学際的シンクタンクである東京カレッジです。