登壇者
妻屋秀和(つまや ひでかず)バス
東京藝術大学卒業。同大学院修了後、1992年よりミラノに留学。1994~2001年ライプツィヒ歌劇場と専属契約。2002年~2011年ワイマール・ドイツ国民劇場専属歌手を務め、ドイツ語圏を中心にヨーロッパ各地の主要な歌劇場で活躍。日本を代表するバスとして圧倒的な支持を得ている。コンサートソリストとしても活躍する他、教育活動にも熱心に取り組んでいる。
森谷真理(もりや まり)ソプラノ
武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽専攻首席卒業後、渡米しマネス音楽院に留学。2006年にレヴァイン指揮『魔笛』夜の女王で抜擢され、メトロポリタン歌劇場で鮮烈なデビューを飾り、欧米の主要歌劇場で活躍。2010年~2014年、オーストリア・リンツ州立劇場の専属歌手。名古屋音楽大学准教授、東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学講師。
角田祐子(かくた ゆうこ)ソプラノ
大阪音楽大学、京都市立芸術大学大学院を経て渡独。2002年にベルリン芸術大学を卒業後、エクサンプロヴァンス音楽祭にてデビュー。ハノーファーやシュトウットガルトの州立歌劇場と専属契約。2016年、ドイツ連邦共和国より宮廷歌手の称号を授与される。近年はH.ラッヘンマンを始め、多くの同時代の作品を精力的に取り上げて高い評価を得ている。
高田智宏(たかだ ともひろ)バリトン
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業、二期会オペラ研修所を経て、国立音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻を首席で修了。2004年に渡独、2007年からキール歌劇場、2020年よりカールスルーエ・バーデン州立歌劇場の専属歌手。2017年、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州キール市から宮廷歌手の称号を授与。コンサートソリストとしても多数のレパートリーを持つ。
〈司会〉
石田麻子(いしだ あさこ)
昭和音楽大学教授・学長補佐、オペラ研究所所長。東京藝術大学大学院オペラ専攻非常勤講師、『日本のオペラ年鑑』編纂委員長ほか。東京藝術大学博士課程修了、学術博士。『市民オペラ』(集英社新書)、日本語版監修に『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』(アルテスパブリッシング)など。