図書館の未来 © raumlaborberlin im Auftrag von Kulturprojekte Berlin 図書館は、アナログ情報とデジタル情報の洪水の中で泳ぐ私たちの案内役であり、私たちの暮らす街では人々の交流の場、出会いの空間、あるいは社会的な拠り所でもあります。シリーズ「未来の図書館」では、図書館の未来をめぐる課題、トレンド、成功例を紹介します。 © raumlaborberlin (クルトゥーアプロエクテ・ベルリン社による委託) 「メディアリテラシー」VS「情報操作」 フェイクニュースに対して図書館に何ができるか 図書館にはフェイクニュースに対する戦いに対する備えができていない、という批判がある。実際のところ、図書館を防護壁と称賛するのは時期尚早だったのかもしれない。しかし、図書館の持つネットワークに、操作された情報に対抗する力があることは確かだ。 © raumlaborberlin on behalf of Kulturprojekte Berlin 図書館 – 伝統と進歩のはざまで 守り、そして動く 昔からずっと、図書館は文化的記憶と時代の知を利用者に提供する場だった。デジタル化が進んでも、そこは変わらない。変わるのは、知識の伝え方だ。 © raumlaborberlin on behalf of Kulturprojekte Berlin 変貌を遂げる図書館建築 「書籍倉庫なら未来はない、というだけ」 教育の場・出会いの場として自己定義をする図書館はますます増えている。重要な柱のひとつが建築だ。建築は、時としてトレッキングシューズで本棚をよじ登ることさえ求める。 © raumlaborberlin on behalf of Kulturprojekte Berlin 図書館ルネサンス 新たな黄金時代 図書館が終わりを迎えると予言する人は、まだほとんどいない。そのかわり、図書館が全ての人にとって有用なものとなるためにはどのようなサポートが必要かが議論されている。シリーズ「図書館の未来」をとことん楽観的に総括する。 シンポジウム(東京)『図書館情報学教育の現状とこれから』 2019/03/09 (土) 13:00 - 16:30 明治大学和泉図書館ホール >> 詳細はこちら 図書館情報学の専門家はこれから,仕事の領域において、どのようなスキルが必要か。情報管理者は、後の役割の準備のために大学で、どのような能力、資格、専門知識を習得するのか。どのようにして大学はこれらの課題に対処するのか。今回のシンポジウムでは、日本とドイツにおける最新の研究と教育の事例について議論する。 発表者: 海野敏氏(東洋大学) 松本直樹氏(慶應義塾大学) マグヌス・プフェファー氏(独シュトゥットガルト・メディア大学) 明治大学図書館,ゲーテ・インスティトゥート東京、日本図書館情報学会の共催。 執筆者 Foto: Otto Kern レオナルド・ノヴィ ジャーナリスト・作家、政治学者。メディア・コミュニケーション政策研究所(メディア・コミュニケーション政策に関する理論的・経験的基礎のためのシンクタンク、本部ケルン)共同所長。ブログCARTA共同編集者。 © Samira Lazarovic ザミーラ・ラツァロヴィッチ フリージャーナリスト、執筆家。専門分野は文化・文学・経済・株式市場。3年前よりn-tv.deでプロジェクトマネジメントを担当。 トップ