PASCH企業訪問2019年
PASCH校の生徒のための企業訪問はこれまでに7年つづけておこなわれており、今年も無事に終了しました。PASCH企業訪問の参加者は、ドイツの大手企業について知り、そこに勤めている従業員の方と直接話す非常に貴重な機会を得ることができました。
PASCH企業訪問の目的は、ドイツ語を学んでいる生徒にドイツの大手企業を紹介し、将来の職業展望を与え、好奇心を高めてもらうことです。今年は、すでにドイツ語を学んだ生徒だけでなく、初級の生徒も積極的に参加してくれました。今回、生徒は世界中で知られている大手企業、ボッシュ株式会社、メルセデス・ベンツ日本株式会社、カールツァイス株式会社、そしてビー・エム・ダブリュー株式会社を訪れることができました。
企業を訪れる前に生徒たちは企業や各組織について調べ、プレゼンテーションにまとめ、訪問の際に企業の方の前で発表しました。Q&Aや会社を案内してもらう際には、生徒は今まで習ったドイツ語やプレゼンテーションのノウハウを実践的に
使い、企業の職員の方々と直接話すことができました。
イニシアチブ「未来のパートナー学校」(PASCH)は2008年からドイツをキーワードに世界 2000校以上をつなげるネットワークです。PASCHは、外務省がコーディネーターとなり、在外学校中央機関、ゲーテ•インスティトゥート(ドイツ文化センター)、ドイツ学術交流会(DAAD)、そして常設各州文部大臣会議教育交流会が協力して遂行しています。ゲーテ・インスティトゥートは世界100ヶ国以上、約600校のPASCH校を支援しています。PASCHの日本での窓口はクリスティアン・シュテーガーです。