2019年-夏
PASCH-生徒新聞 2019年夏のワークショップ

PASCH-SCHÜLERZEITUNGSWORKSHOP Sommer 2019
© Goethe-Institut Tokyo

日本とドイツの夏―どういう共通点か違いがあるのでしょうか。生徒新聞の二回目のワークショップでPASCH校のドイツ語学習者とそのテーマについて話し合い、「Japan Heute」夏号のための新しい記事を作りました。

今年度最初のPASCH生徒新聞 „Japan Heute“ 春号で、日本の春についての興味深い記事が書かれた後は、つぎの季節、夏に向けての準備が始まります。
2019年4月27日に2時間半にわたる新聞作りワークショップがゲーテ・インスティトゥート東京で開かれました。早稲田大学高等学院、獨協高校から12名の生徒が参加しました。はじめて参加する生徒や、数週間前からドイツ語を学び始めた生徒も、新聞に記事を書くことに興味をもってワークショップに参加してくれたのは喜ばしいことでした。
ワークショップの始めの「アイス・ブレーキング」を通して参加者は知り合い、意見交換をしました。その中で、ドイツ語のあいさつと初対面の人とのコミュニケーションについて学びました。生徒同士、そしてワークショップのリーダーとさらによく知り合うために、
ウォーミング・アップとして、夏についてのステートメントについての考えを„Meinungslinie“にそって表現し、話し合いました。質問について、賛成、反対、どちらでもないかを一本の線上にならんで表現します。その中で、「夏」に関して、ドイツと日本の共通点や違いについていろいろ発見することができました。
つづいてのプレゼンテーションの中で参加者はドイツの夏について多くのことを学びました。たとえば「Hitzefrei 」(気温が高くなると学校が休みになる)や「ドイツ人の好きなイベント」などです。また、「Siebenschläfertag 」のような伝統的な農家のしきたりや「湿度」についても話をしました。生徒たちは、単なる知識ではなく、経験に基づく生きた話を聞くことができました。 研修生のメルテム・イルディツがトルコ系のバックグラウンドをもっており、トルコの夏についても教えてもらえたため、さらに知識が広がりました。グループでクイズの問いに答えることで様々なテーマについて話し合い、点数も獲得できました。また、「夏の食べもので好きなものは?夏にはどんな祭りがある?」といった問いについても話し合う機会がありました。
その後、デジタルワードクラウドを使い、日本に関心のある読者におもしろそうな2019年夏号用のテーマを集めました。最後に夏のモチーフが書かれたはがきに自分たちのアイデアを書きました。
ただし、この結果はワークショップでは発表されず、回収されました。というのも、はがきはワークショップの別の参加者に向けて書かれていて、後日郵便で送られるからです。はがきを受け取った生徒は、新たなアイデアを得るかもしれません。
PASCH レポーターの記事にご期待ください。 「ドイツ語との取り組み」で、ぜひ実際の新聞記事を読んでみてください。
 

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