トーク
Creators@Kamogawa
オルタナティブな映像とは?
「女流文学」は存在するか
Creators@Kamogawa は、日本とドイツのクリエイターが、アートやカルチャーに関連する話題について語り合うイベントシリーズです。
第1部:オルタナティブな映像とは?
機材が小型化し、高機能化し、そして安価になるとともに、映像表現は質量ともに飛躍的に進歩してきています。一方、映像や音声の加工・編集技術も進化し、同じ素材から異なった結論を導き出すことはきわめて容易になっています。信じられないような問題が世界にあふれるようになった時代に、映像はどのような力を持ちうるか。また、効率と成果ばかりが求められる社会において、マスメディアやメジャーな映像表現と一線を画する「オルタナティブな映像」はどのように存在しうるのか。ふたりの映像作家が話し合います。
アヒム・レンゲラー(美術家、映像作家)
原田 剛(映像作家)
小崎 哲哉(司会、構成)
第2部:「女流文学」は存在するか
21世紀になっても、女性による文学作品を「女流文学」と表現する国は少なからずあります。「男流文学」なる言葉は、ドイツや日本を含め、ほとんどの国に存在しません。この区別、いや差別は、いつになったら解消されるのでしょうか。また、古来いわれる「ますらおぶり」(男性らしさ)と「たおやめぶり」(女性らしさ)は、現代文学においても通用する概念でしょうか。文学におけるジェンダー問題について、女性らしい表現があるのかないのかについて、翻訳も手がけるふたりの文学者が意見を交わします。
リリアン・ペーター(文筆家、翻訳家)
谷崎 由依(小説家、翻訳家)
小崎 哲哉(司会、構成)
トークの後は、館内のドイツカフェ『カフェ・ミュラー』にて、ドイツビールやおつまみを片手に交流をお楽しみください。交流会では、滞在中のドイツ人芸術家の作品も、モニターでご覧いただけます。
詳細
ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、ホール
京都市左京区吉田河原町19-3
京都
606-8305 Japan
言語: 日独同時通訳付
料金: 入場無料、申込不要
075-761-2188 (Ext.31#)
info-kyoto@goethe.de
シリーズの一部 Creators@Kamogawa