ギャラリートーク
塩田千春展:魂がふるえる
ドイツ語によるギャラリートーク
ベルリンを拠点にグローバルな活動を展開している塩田千春は「不在の中の存在」をテーマに扱った巨大なインスタレーションによって世界的に注目を浴びてきた。塩田が長年ドイツ(ベルリン)を拠点に活動していることから、森美術館ではドイツ語によるギャラリートークを企画。ゲーテ・インスティトゥート東京、文化担当のウルリケ・クラウトハイムがツアー形式のトークのゲスト・ガイドを務め作品の背景やドイツとの関連性について話しをする。
塩田千春は、記憶、不安、夢、沈黙など、かたちの無いものを表現したパフォーマンスやインスタレーションで知られている。個人的な体験を出発点にしながらも、その作品はアイデンティティ、境界、存在といった普遍的な概念を問うことで世界の幅広い人々を惹きつけてきた。なかでも黒や赤の糸を空間全体に張り巡らせたダイナミックなインスタレーションは、彼女の代表的なシリーズとなっている。
本展は、塩田千春の過去最大規模の個展である。副題の「魂がふるえる」には、言葉にならない感情によって震えている心の動きを伝えたいという作家の思いが込められている。大型インスタレーションを中心に、立体作品、パフォーマンス映像、写真、ドローイング、舞台美術の関連資料などを加え、25年にわたる活動を網羅的に体験できる初めての機会になる。「不在のなかの存在」を一貫して追究してきた塩田の集大成となる本展を通して、生きることの意味や人生の旅路、魂の機微を実感していただけることでしょう。
塩田千春が長年ドイツ(ベルリン)を拠点に活動していることからことから、森美術館ではドイツ語によるギャラリートークを企画。ゲーテ・インスティトゥート東京、文化担当のウルリケ・クラウトハイムがツアー形式のトークのゲスト・ガイドを務め作品の背景やドイツとの関連性について話しをする。
詳細
森美術館
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
東京
Japan
言語: ドイツ語
料金:無料 - ただし、当日有効の本展覧会チケットが必要です:
一般:1800円
学生(高校・大学生):1200円
子供(4歳~中学生):600円
シニア(65歳以上):1500円