PASCH日本で最も人気のあるプロジェクトのひとつ
ドイツ共和国連邦大使館訪問

Besuch der Deutschen Botschaft Tokyo #1
© Goethe-Institut Tokyo

毎年恒例となっているドイツ大使館訪問の機会はPASCH活動の中でも、とても人気のプロジェクトの一つ。今年も、PASCH各校から多くの生徒が参加しました。今年は生徒たちが自ら作成した「ドイツクイズ」を披露、大使館職員やドイツ語講師も驚く名問が飛び出しました。

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10月24日の秋めくこの日、PASCH生によるドイツ連邦共和国大使館訪問が催されました。PASCH生37名、大使館とゲーテ・インスティトゥートの教師、職員が一堂に会し、敷地内を見学。職員用プールはすでに冬休みに入っていたため見ることはできませんでしたが、日本庭園は異文化交流のシンボル。大きな鐘は、日独友好の証として自動車メーカーの山岡孫吉氏から大使館に寄贈されたもので、生徒の一人が鐘をつくとその場にいた全員が大喜びした。
その後、ユーディット・ホリス文化広報担当公使が大使館の担当分野について説明。生徒たちはドイツ語で「気候変動問題にどの国がどんな対処をしているか」「難民政策にどの国がより適切な対応をしているか」などについて質問をしました。このような質問に答えてもらう過程で、それぞれの問題に単純な解決策を提示することは不可能であり、国々との協力関係はもとより、一個人との団結も重要であることに気付かされました。訪問の最後には、各校の生徒たちが出題する「ドイツクイズ」が実施され盛り上がりました。一般的に良く知られている簡単な問題から、教師や大使館職員が驚かされる名問もありましたが、最後には全員にプレゼントが贈られました。
PASCH生たちは、ドイツ大使館の担当分野について多くの新しい印象と情報を得、また一歩ドイツ通になりました。