ノラ・ゴムリンガー & フィリップ・ショルツ
文学 / 音楽
ノラ・ゴムリンガー(1980年生れ)はバンベルク在住で、2010年から同市の国際アーティスト・イン・レジデンス「ヴィラ・コンコルディア」の館長を務めている。詩作のほか、ラジオや新聞の学芸欄にも執筆。また様々なミュージシャンと共演し、自作の舞台ライブの演出・朗読も行っている。ゴムリンガーの作品は数々の文学賞を受賞しており、その主なものは7つの詩集と1つのエッセイ集である。2015年には「リサーチ」でインゲボルク・バッハマン賞を受賞した。
ミュージシャン・作曲家のフィリップ・ショルツ(1990年生れ)は、ライプツィヒでジャズドラムを学んだ。ショルツはドイツ国内をはじめ世界中で様々なジャズフォーメーションを組み、演奏している。2014年にはミュンヘン・ヤング・ジャズ賞を受賞した。
ノラ・ゴムリンガーとフィリップ・ショルツは京都滞在中に、テキストとサウンドのコンビネーションが持つ可能性を追求し、日本のジャズ及びジャズメンとの出会いの中でそれを試みた。またその傍ら、ゴムリンガーは、日本のファッションデザインや式服からインスピレーションを得て、自らのバンド「Mode」のための詩作に取り組んだ。