シュヴェービッシュ・ハルは、夏にザンクト・ミヒャエル教会前の大階段やグローべ劇場で行われる野外演劇で知られています。ヘリッシュ・フランキッシェ博物館やホーエンローアー野外博物館では、この地方と街の中世からの歴史が生き生きと説明されています。中世のヨハンニーターホールにあるアルテ・マイスターは目を見張るものがあります。私設のヴュルツ美術ホールは、デンマークの建築家ヘニング・ラーセンにより設計され、現代芸術を専門としています。春先にはジャズアートフェスティバルが開かれ、世界中の音楽シーンが一同に会します。また2年に一度の文学ライブデーには、ドイツ語文学に関わる人々が集まります。この古い街の記念碑的な建物の中で、オープンで若い芸術シーンが息づいているのです。