ドイツ語教育と試験の専門家が検定試験の問題を作成しています。その最終的な編集はミュンヒェンの検定試験センターで行われます。試験実施の前に、試験資料は検定試験の条件下で試行され、その結果は質的および量的に調査されています。試験官は試験センターやその他の場所でのセミナーで養成・研修を受けています。
高い品質の印
公平性
検定試験は可能な限り、性別や出自、障がいなどにかかわらず誰にとっても公平であるべきです。
試験の対象
語学試験では、集中力、知能や一般知識ではなく、言語能力のみが試験されるべきです。
信頼性
試験の採点評価は2名の試験官が行うことによって、信頼性を高めています。
実施の効率
私たちは試験時間や現代的な技術の導入などの条件について、常に検定試験の向上に努めています。
統一的な品質管理基準
私たちはヨーロッパ言語テスト専門家協議会
ALTE(Association of Language Testers in Europe)の創設メンバーとして、品質基準の設定と実行に努めています。
ALTEは以下のことを目標としています。
- ヨーロッパにおける国際的な言語能力評価の承認を推進するため、レベル評価を統一すること
- 検定試験の作成・実施の全ての段階、つまり試験の構成、実施、採点、証明書の発行、データ化と記録における品質基準を統一すること
- 共同のプロジェクトにおける協力および経験と専門知識の共有
ALTEは2003年から、非政府組織(NGO)として欧州評議会に参加し、言語能力評価と証明について常にアドヴァイスを行っています。2006年にはALTEは国連におけるコンサルタント組織と認められました。