Berlin Tokyo 30 © Goethe-Institut Tokyo ベルリン、それは壁崩壊後、再統一されたドイツがいかに分断の歴史を克服したかを語る町です。 壁崩壊30年となる今年、姉妹友好都市関係にあるベルリンと東京の絆を再確認し両都市に共通のテーマを追求すべく、ゲーテ・インスティトゥート東京では10月31日から11月17日の間、関連の各催しを実施します。今では過去のものとなったベルリンの壁ですが、一方世界では本物の壁や目に見えない壁が新たに築かれつつあることを見据えつつ、アートの力で新たな出会いの場を作り出していきます。 プログラム 2019年10月31日 - 2019年11月03日 Berlin Tokyo Experimental Music Meeting 19:00 - 19:00 ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール, 東京 | コンサート、トーク、ワークショップ 2019年11月02日 ヨーロッパ文芸フェスティバル2019 パネルディスカッション:Breaking Walls, Building Bridges 17:00 - 19:00 セルバンテス文化センター , 千代田区六番町2-9 2019年11月03日 ヨーロッパ文芸フェスティバル2019朗読&トーク:トーマス・ブルスィヒ「東西統一とその後」 16:00 - 17:00 イタリア文化会館 アニェッリホール , 千代田区九段南2-1-30 | 文芸フェスティバル 2019年11月14日 - 2019年11月17日 BLACK OPERA - 鈍色の壁 / ニブイロノカベ - ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール, 東京 | ミュージックシアター デジタル・マガジン 写真(一部): © picture alliance/dpa-Zentralbild/ZB/Peter Gercke/ ドイツ国内国境 「記憶と希望の場」 かつて東西ドイツを分断していた国内国境は、今日ではいわゆる「緑の回廊」としてドイツを走っている。この生息空間は動植物に新たな故郷を与え、同時に争いの絶えなかった歴史を証言している。 © Bundesarchiv, Bild 183-1989-1104-437 / Settnik, Bernd / CC-BY-SA 3.0 トーマス・ブルスィヒ 立場表明 - あるいは - ヘルムート・コールの眼鏡のおかげで見えたもの 1989年にベルリンの壁が崩壊する前、そして、その後の社会を作品の中で描き続ける作家、トーマス・ブルスィヒ。ゲーテ・インスティトゥート東京のマガジンにエッセイを寄稿してくださいました。「ドイツ統一と民主主義の概念はどのように連関するのか」について。 © Alexander Busch, GNU Free Documentation License 対話的な記事 【探訪記事】ベルリンのジレンマ かつての壁の跡にベルリンは立ち上がっているが、未だに壁が分かつこともある。例えばイーストサイドギャラリー沿いの不動産プロジェクトによってオルタナティブ・ライフの「聖地」が破壊されていることに眉をひそめる向きも多い。ベルリンの魂は記憶と現代、ノスタルジーと進歩の間で揺れ動いている。 パートナーとスポンサー トップ