アリツィア・ロガルスカ
美術

Alicja Rogalska © Piotr Pietrus © Alicja Rogalska © Piotr Pietrus Alicja Rogalska © Piotr Pietrus Alicja Rogalska © Piotr Pietrus

アリツィア・ロガルスカは、分野横断的なアーティストであり、ベルリンを拠点に世界各地で活動している。ワルシャワ大学にて文化研究の修士号を取得し、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで美術の修士号も得た。現在、同コースの博士課程に在籍している。

自身の作品は、近年、 Biennale Matter of Art (プラハ、2024年)、クンストハレ・レックリングハウゼン(ドイツ、2024年 )、ビデオブラジル・ビエンナーレ(サンパウロ、2023年 ~2024年)、 New Contemporaries (ロンドン及びブラックプール、2023年~2024年)、 ジョグジャ・ビエンナーレ(ジョグジャカルタ、2023年)、 ルール都市芸術展(エッセン、2023年)、 Berlin Art Prize (2022年受賞)、 マニフェスタ14プリシュティナ(コソボ、2022年)、テンポラリー・ギャラリー(ケルン、2021年~2022年)、クンストハレ・ウィーン(2020年~2021年)、 OFF Biennale (ブダペスト、2020年~2021年)など、数多くの名だたるギャラリーや美術館で紹介され、多くの賞も受賞している。

さらに、ドイツ学術交流会DAADのベルリン・アーティストプログラムの奨学金も授与された(2020年~2021年)。近年、韓国ソウルの国立現代美術館MMCA(2023年)や、英国のエセックス大学社会科学部(2019年~2022年)、 スロベニア・リュブリャナのCity of Women Festival(2019年)、ロンドンの The Stuart Hall Library (2019年 )、千葉県松戸市のPARADISE AIR (2018年 )など、数々のアーティスト・イン・レジデンスに滞在した。

ヴィラ鴨川滞在中は、ビデオインスタレーションに取り組む予定である。その際、日本の哲学的言説や学術的取り組み、また、様々な文化的実践を出発点として、特に気候変動危機の文脈における集団的未来観を探求したい考えである。