カール・マリア・フォン・ウェーバー作曲
日本国内ではこれまでほとんど上演されることがなかった「魔弾の射手」を、ドイツ語圏を活動拠点に据える佐渡裕が手がけます。演出のミヒャエル・テンメをはじめ、トルステン・ケールやクリストファー・ヴェントリス(マックス役)、カタリーナ・ハゴピアン(アガーテ役)などドイツ語圏の劇場で活躍する歌手も多数出演します。
ここはボヘミアの森。狩人マックスは悩んでいた。護林官の娘である恋人アガーテと結婚するための条件は、明日の射撃競技会で優勝すること。しかし大スランプに陥っているのだ。そこにつけこんだ狩人カスパーが、とんでもない話を持ちかけてくる。百発百中の「魔弾」を使えというのだ。
真夜中の狼谷で悪魔ザミエルから魔弾を手に入れたカスパー。しかし、悪魔は「7発の魔弾のうち最後の1発は自分の思い通りにする」と言い残して消える。そうとも知らずマックスは、ついにカスパーと共に魔弾の鋳造に取りかかる―
そして運命の射撃競技会。果たしてこの魔弾の行方は・・・マックスとアガーテの運命は・・・?
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