総合芸術フェスティバル 住力 生きるための祭

住力 SAMPO, INC.

2024/11/21 (木) -
2024/11/24 (日)

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホール

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「住力」は、ライフ建築集団 SAMPO Inc. 、BLACK SMOKER RECORDS、およびGoethe-Institut Tokyo が協働し、参加者と共有する体験型の衣食音住美複合型の総合芸術フェスティバルです。都市と自然、様々なレイヤーを横断するアーティスト、ワークショップや出店者にお集まりいただき、非日常下で文化を生み出す体験を通して“生きる力”を表現します。

SAMPO Inc.は、モバイルハウス、オフグリッド、仮設空間やDIY、住み開きを現代においてさまざまな状況に対応きる建築やライフスタイルとして、解釈・表現してきました。今回の「住力」を通して、それらの無形の建築、変化を続ける空間を通して衣食音住美の全てを文化として皆様と共有し、その体験やコミュニティは我々が日本で生きていく上でのしなやかなミクロなレジリエンスへのきっかけとなり得るのではないでしょうか。
 

《イベント構成》



今回、コンサートホールの中心に家の断片のような空間を作ります。時にはそこは料理を作ったり、ミシンで服を縫ったり、食事をしたり、休むところになり、時には櫓となり祭りを指揮したり、演奏したり、パフォーマンスしたりするハレとケを繋ぐ空間となります。DIYや変化を加え続けブリコラージュで生活を作るLiving architecture の態度は様々な状況や環境で効いてくるのではないかと感じます。


日常生活に加え、有事でも適用できる自身で修復する美学や機能美を体現した“衣”のあり方について模索します。衣類カスタムのワークショップ体験に加え、住力オリジナルプロダクトとしてカスタムエプロン/ベスト/ハッピ/ポンチョを製作、販売いたします。各所から提供頂くデニムやナイロン生地のような強い端材やハギレを中心に、天然草木染めの植物性生地や鹿革などの天然素材を材料として活用します。


有事の時に活躍する炊き出しや保存食、生きるための食に関するワークショップや展示及び、日常的に体を作るための健康的な食を体験してもらいます。罠ブラザーズのジビエの解体ワークショップ/ 炊き出し味噌汁 / 炊き出しご飯 / Curry Jockeyのカレー/保存食の物販  /室内でも育てることのできる野菜が埋め込まれた壁構造体。Tsumugiの手植え手刈り無農薬無肥料米/ Seedbunk/ 発酵飲料/Pinoxシェフによる創作料理。


ハレの日の要。人々を癒し、揺らし、踊らせ、共に祈る。祭事における音はコミュニティをより強固に接合します。シャーマニックフルートからの始まりから~祭りの音まで、人々と空間と呼応する音楽祝祭体験を目指します。中央の構造体の柱や床、机、扉の一部はアナログの楽器になり、かつセンサーを付けてパソコンでそのセンサーに響く音を楽器の音に変換できるようにします。


アートとは元来ArsとTechneつまり”生きる力” 。そして美は全てのジャンルを横断し、豊かなライフを支える要素となります。衣食住音、ハレとケ、縦軸横軸ともに美学を貫通する態度をもってこのイベントを行う。それをもって”住力”を総合芸術とします。SAMPOのプロダクト音響生命体Leakの配置 / 古物をスピーカーに改造するSAMPOのObject Seriesの配置 / セレクトショップから古物を展示販売。

 

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