ベルリン・アレクサンダープラッツ

Berlin Alexanderplatz © Wolfgang Ennenbach, Sommerhaus Filmproduktion

現代ドイツ文学の傑作アルフレート・デブリーンの小説『ベルリン・アレクサンダー広場』は、鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督によってテレビ映画化されたことで知られているが、本作はブルハン・クルバニ監督がそれを現代版にリブートし、移民を中心に据えた3時間を超える長編大作。
アフリカからヨーロッパを目指していた不法移民のフランシスは、船が嵐に遭遇した時に、もし無事に上陸できたなら、今後は心を入れ替えて真面目に生きると心に誓う。その願いは叶い、フランシスはドイツにたどり着く。しかし不法移民としての生活は過酷で、出会った麻薬密売人のラインホルトがフランシスを麻薬売買に引き込もうとする。それに抵抗しきれないフランシスは、徐々に犯罪に手を染めていく。だがそんな中、ある女性と出会ったことでフランシスは運命を変えようとするが…。
 
2020年、182分、ドイツ語・英語/日本語字幕付
監督:ブルハン・クルバニ
キャスト:ヴェルカー・ブンゲ、アルブレヒト・シュッフ、イェラ・ハーゼ、アナベル・マンデング 
配給(日本):東北新社、STAR CHANNEL MOVIES
2021年公開予定