Romit Roy
デジタルを駆使した文学翻訳の新しい実践
ジャワハルラール・ネルー大学(ニュー・デリー)でドイツ学を学ぶ。1990年以降、タゴール国際大学(サンティニケタン)・専門領域「英語および近代ヨーロッパ言語」にて、その後、2014年以降は近代ヨーロッパ言語・文学・文化研究センターにて、ドイツ語・ドイツ文学の教鞭をとる。
ドイツ語から英語またはベンガル語、英語からベンガル語、ベンガル語から英語など、様々な翻訳プロジェクトに参加。
その中には、クララ・ツェトキン著「ロシア革命に対するローザ・ルクセンブルクの立場について」数章のドイツ語から英語への翻訳、ローランド・シンメルプフェニヒによる戯曲「鉛の兵隊と紙の踊り子」「空飛ぶ子供」のベンガル語への翻訳が含まれる。シンメルプフェニヒ作品の翻訳は、翻訳プロジェクト「南アジア諸言語による若手ドイツ劇文学」(ゲーテ・インスティトゥート/Max Mueller Bhavan Mumbai、2020年-2021年)の一環であった。
翻訳作品(抜粋)
クララ・ツェトキン「ボルシェビキ政権下の農政」「ボルシェビキ党の譲歩政策における諸問題」「ソビエト連邦共和国の勃興、および産業プロレタリアートと階級政党の癒着」クララ・ツェトキン著『ロシア革命に対するローザ・ルクセンブルクの立場について』所収 (San Berdardino、2017年)
ローランド・シンメルフェニング『Das Fliegende Kind(仮訳: さまよえるこども)』翻訳プロジェクト「南アジア諸言語による若手ドイツ劇文学」ゲーテ・インスティトゥート/ Max Mueller Bhavan ムンバイ、2020-21年
ローランド・シンメルフェニング『Der Zinnsoldat Und Die Papiertänzerin (仮訳: 鉛の兵隊と紙の踊り子) 』翻訳プロジェクト「南アジア諸言語による若手ドイツ劇文学」ゲーテ・インスティトゥート/ Max Mueller Bhavan ムンバイ、2020-21年