討論会 演劇についての新たな考察: シュトゥットガルト歌劇場のセルジオ・モラビト氏を迎えて
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2011/2012 年のシーズンからモラビト氏がチーフ・ドラマトゥルクを務めるシュトゥットガルト歌劇場は、ドイツのオペラ専門誌『Opernwelt(オペラの世界)』の2016年ドイツ語圏における「最優秀オペラハウス」に選出されたばかりです。評価されたのはなにより劇場全体のチームワークの力と、多様でかつ高度な芸術性です。そしてモラビト氏自身の言葉によれば、「仕事をする上での風通しの良さ、そして未知のものでも臆することなく受け入れて、連想を働かせながら探求する姿勢が自分たちの仕事の特徴」であり、「自分にとって劇場とは評価を下す場ではなく、変化をもたらす媒体だ」と語っています。