現代ドイツ文学作品とその作家を紹介。本を通して新しい文学の世界に触れてみませんか。
「ダブルス・トーク - 現代文学の紹介」では、ドイツ語圏の有名な作家たちの作品を紹介。ドイツ文学翻訳者の
松永美穂と
酒寄進一の二人が作品の解説や解釈のヒントなどの話を交えつつ、オススメのドイツ文芸作品を取り上げる。今回紹介するドイツ語作品はすべて日本語へ翻訳・出版されている。両氏の対談は日本語で行われる。
2月21日19時 作家ウーヴェ・ティムとクラウス・コルドン‐自身の家族史を語る
ウーヴェ・ティム(1940年生まれ)と
クラウス・コルドン(1944年生まれ)は、それぞれ西ドイツと東ドイツで育ち、若かりしころ2人とも政府に反発していた。
両者はその辛い体験を生かして、読者に、より興味深い作品を提供している。高い評価をされている自伝小説の他、彼らの作品は若い世代にも向けられており、数々の受賞の1つにはドイツ児童文学賞がある。
取り上げる作品:
ウーヴェ・ティム『ぼくの兄の場合』
クラウス・コルドン『メリー・ゴー・ラウンド』
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