クラウディア・フォン・アーレマンは、ウルム造形大学の映画製作研究所在学中からすでに、仕事中も私生活でも、女性の社会的立場について映画を通じて反論してた。『ES KOMMT DRAUF AN, SIE ZU VERÄNDERN』(西ドイツ 1973)では、フランクフルトのアードラー工場(自転車や車関係の製造工場、戦時中は武器、戦後はオフィス機器を製造) やヴェツラーのライツ光学機器工場の女性の職場を訪ね、女性が行う工場労働の形態を調査し、可視化している。工場や家庭は搾取の場であり、変えるべき対象であると主張されている。 ドイツ、1972/73, 54分、デジタル(オリジナル16㎜) 監督:クラウディア・フォン・アレマン、ミシュカ・ポップ、エーデルトルート・ピーハ、クリステル・エッカルト、ヘルマ・シュライフ
製作:クラウディア・フォン・アーレマン映画プロダクション(フランクフルト・アム・マイン)