日本・ドイツ映画の転換期
キュレーター:平沢剛(映画研究)、ローランド・ドメーニグ(映画研究)
1968年前後は映画史においても多くの作品を生み出したダイナミックな時代であり、その影響は様々な芸術分野に及ぶ。本特集は日独の作品を比較しながら、50年前、いかにして若いアーティストたちが戦後の形式を打ち破り、衝突を挑発的な姿勢によって政治性を持つ新しい映画言語を生み出したのかを検証する。映画上映に併せて開催される一連のトークでは、若い世代のアーティストや批評家と68年世代との対話を通じ、今日と当時の視点から抵抗運動の可能性について考える。
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