展覧会&パフォーマンス ユリ・リー&ティム・レーデ「Keepsakes」

Lee/Loehde: Keepsakes © Juli Lee, Tim Loehde

展示: 8月30日~9月1日 11:00-18:00
サウンド・パーフォーマンス:9月1日(日)17:00~

ゲーテ・インスティトゥート東京 ホワイエ

台湾、韓国、日本を旅するサウンド・リサーチ

ユリ・リーとティム・レーデは、ボーフムとデュッセルドルフ出身のアーティストです。現在、台湾、韓国、日本で計3カ月にわたるリサーチ滞在を行っており、各地で様々なサウンド文化や音楽コミュニティーを調査しています。日本滞在中には、ゲーテ・インスティトゥート東京で作品発表を行います。サウンドベースの手法や、学問分野をまたぐオーディオ・ヴィジュアルアートを関心対象にしながら、展覧会の文脈における「聴くこと」の在り方を広げ、作品の新しい構成形式を探るためのアイデアを追求しています。

リーとレーデは、独自にデザインしたコンパクトなスピーカー彫刻を用いて、旅先での印象をアートとして記録しています。コンパクトな形状と、静音のノイズをループ再生する技術は、特定の始まりと終わりを持たないアーティストの制作方法を反映しています。ゲーテ・インスティトゥートでの展覧会ではこれらのスピーカー彫刻が展示され、空間内で様々な作品が演奏されます。
さらに9月1日(日)の17時から行うサウンド・パフォーマンスでは、スピーカー彫刻や楽器、電子的に音を増幅させたオブジェクトを用いたコンサートが、アーティスト自身により展開されます。

ユリ・リーとティム・レーデによる作品や音楽は、国際的な展覧会やフェスティバルで紹介されています。

ユリ・リーはミュンスター芸術アカデミーと東京藝術大学で美術を学びました。自身の活動に加えて、他のアーティストと行っているプロジェクト「Off the Ground」では、国際的な場において、地域の芸術空間とオルタナティブな芸術空間とのあいだの持続可能な交流を実現しています。

ティム・レーデはデュッセルドルフ芸術アカデミーで美術を学びました。クリス・ドライアー(ディー・テートリッヒェ・ドーリスのメンバー(当時))とともに、2023年にアルバム「MK/CT」を発表しました。







 

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