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Erzähle mir von Europa - Italien© Goethe-Institut | Design: Groupe Dejour

ヨーロッパの話を聞かせて

「ヨーロッパの話を聞かせて」は、欧州の著名人がその記憶を語るプロジェクトです。ヨーロッパとは、大陸の名称や理念を指す言葉に留まらず、幾世代もの人々の私的な物語・歴史の集合体といえるでしょう。ドイツのEU理事会議長国任期中、ゲーテ・インスティトゥートがドイツ外務省と共同で実施しています。

ヨーロッパ・声のアーカイブ

ヨーロッパ・声のアーカイブは、欧州の著名人のインタビューを収集します。1945年以前に生まれた時代の生き証人たちが、若者に自分の人生を語ります。そこでは戦争や紛争、都市と田舎の格差、性別の(不)平等、信教の自由、そしてナショナリズムの再来などが語られます。またドイツの東西で欧州に対する意見が異なることも明らかになります。

アーカイブに収められる物語は、現在のヨーロッパの根本についてあらためて考えることを促します。ヨーロッパの土台となった価値観、政治・社会・文化における大事業としてのヨーロッパのありうる、またあるべき将来の姿はどのようなものでしょうか。そして各世代にまたがるこのプロジェクトが今後も継続し、物語をさらに紡いでいくために、若い世代が考えることとは。


ヨーロッパの声を聴こう

サウンドコラージュ "I Don’t Want To Be An Island"

サウンド・アーティストのマーク・マッタ―は、プロジェクト「ヨーロッパの話が聞きたい」のなかで、欧州における言語や意見の多様性に取り組みました。「ヨーロッパ・声のアーカイブ」に収められたインタビューからの抜粋を用いて、マッタ―はサウンドコラージュを制作し、多様な声と言語を表現しました。じっくり聴いて、欧州の声の響きに触れてみてください。

 


パートナー機関

Arbeit an Europa は欧州の将来を形作るために活動する若い欧州人のグループです。ヨーロッパ・声のアーカイブ は同グループの手がける主要なプロジェクトで、ヨーロッパ中の支援者との協力によって実現したものです。同グループは、年に数回、都会から離れた地域で会合し、欧州の自己理解の基盤となる理念について議論するとともに、その地域の若者と交流しています。

キュレーション: Edouard Barthen、Leona Lynen

「ヨーロッパの話を聞かせて」はゲーテ・インスティトゥートのプロジェクトで、2020年欧州連合理事会議長国任期に際しドイツ外務省による特別予算に支えられています。

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